国公立医学部の大穴>敵を知れば百戦危うからず!

■入試を知ろう　その1


一般入試

高校現役生から社会人、再受験生まで幅広い層の人たちが、
定員65名から90名の合格枠を競って受験する、いわゆる一般の大学入試です。
毎年一月に行われる共通一次といわれるセンター試験を受験し、
それを突破した者だけが二次試験(各大学の本試験)を受験できます。

センター試験では5教科7科目、英語、数学(�TA・�UB)、
理科(生物・物理・化学から2、全部受験の大学もあり)、
国語(古文・漢文・現代文)、地歴公民(倫理・現代社会・政治経済・日本史B・世界史B・地理Bから1)を
すべて受験します。
900点満点で合格最低ラインは田舎の地方国公立医学部といえど最低8割5分。
合格圏に入ろうと思えば、9割の得点力が必要です。
数字にすると765点から810点以上。これは並大抵のことではありません。

毎日予備校に通いながら10時間以上の勉強時間を1年間確保し続けたとしても、
並の受験初学者が到達できるレベルはせいぜい良くてセンター試験7割(630点)程度と
いわれています(大手予備校の講師談)
合格最低ラインまで130点以上も足りません。

130点以上あげるとなると、各教科ですべてプラス20点ずつという
とてつもない目標になります。